詩。暖かな冬の日に。

この記事を読むおよその時間 < 1

西日が差し込む昼下がり

穏やかに晴れている

青と緑に溶けている

眺めるぼくは

過去を憂いている

もやもやもやもや

後ろばっか気にしてちゃ

前になんか進めないよ

日差しで温まった過去は

ぬるくても

青と緑に溶かしていこう

溶ける

溶ける

溶ける

音の無い部屋に

色の無い部屋に

緩やかなカーブを

描いて落ちていく

感傷

忘れるなんて

簡単にできるはずないけれど

ひとつずつ

ゆるして

軽くなったら

また違う何かを

拾っていこう

何回まちがえたって

そのたびに

ゆるして

立ち止まっては振り返り

進んできたじゃないか

いつだって終わりの後には

始まりがある

これからなにをしようか

世界は開いている

白いレースがなびいた

暖かな冬の日に

日差しに溶けていく

青と緑に溶けていく

少しでも軽くなったなら

また進んでいこう

暖かな冬の日に

長くなった前髪のまま

踏み出す一歩

2021/2/21

コメント

タイトルとURLをコピーしました